【2026 FIM アジアロードレース選手権シリーズ 第3戦】前進を実感したARRC日本ラウンド

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日程・場所

栃木県・モビリティリゾートもてぎ(1周=4.801379km)

2026年6月12日(土):フリー走行 天候:くもりのち雨 コース:ドライ・ウエット

      13日(日):予選・Race 1 天候:晴れ コース:ドライ

      14日(日):Race 2 天候:晴れのちくもり コース:ドライ

ASB1000

#54 荒川晃大 

予選10番手(タイム:1分50秒084)

Race 1:6位

Race 2:5位

レース概要


アジアロードレース選手権シリーズ(ARRC)第3戦が栃木県・モビリティリゾートもてぎで6月12日(金)~14日(日)に開催された。

Astemo Pro Honda SI Racingからは荒川晃大がワイルドカード(開催国参戦枠)でASB100クラスにスポット参戦した。

 ASB1000クラスは、全日本ロードレース選手権のST1000クラスと、ほぼ同じレギュレーションとなっているだけに、8月に同じくもてぎで開催される全日本ロードレース選手権第5戦に向けた実戦テストとしてのエントリーとなった。

台風の影響でコンテナの到着が遅れタイムスケジュールが変更になったが、金曜日は3本のプラクティスが行われた。

最初の走行となったプラクティス1で荒川は、リーダーボードのトップにつける走りを見せた。

セッション終了間際にチャンピオンのハフィス・シャーリン選手に抜かれ2番手となったものの存在感を見せた。

2本目は雨が降ってきてしまいウエット、3本目は再びドライと目まぐるしくコンディションが変わった中で、周りもタイムを上げてきたため5番手で初日を終えていた。

土曜日の公式予選は、前日に比べ路面温度が上がり、コンディションが変わって来ていた。

35分間のセッションの中で、最後に全日本にはない予選タイヤで終盤にアタックするのが、ARRCスタイル。

セッション前半はレース用タイヤでセットを進めながらピットインし、予選用タイヤを履きコースに出ていく。

計測に入ると1分50秒084をマークし、さらにタイムを縮めていこうとするが、マシンに問題が出てしまい思うようにアタックできないまま10番手と不完全燃焼な予選となってしまっていた。

 レース1が始まると、荒川は好スタートを切りオープニングラップで7番手に浮上。

2周目にも1台かわし6番手につけていた。

その後、トップ2台は離れてしまうが、3番手は見える位置で周回を重ねていく。

レース終盤には、予選タイムを上回る1分49秒860をマーク。

前を走っていた選手が13周目に転倒するが、背後には、アンディ選手が迫って来ると14周目に前に出られてしまう。

何とか抜き返そうとチャンスを伺うが、僅かに届かず6位でゴール。

 レース2に向けてマシンセットを変更し、日曜日朝のウォームアップで確認。

レース2は、レース1よりも1時間遅い16時15分にスタート。

天気も曇り空で路面温度も下がっていた。

 レース2も好スタートを切った荒川は、8番手で1周目を終えると2周目には1分49秒台に入れ6番手に浮上。

さらに3周目には、1台をパス。

前で転倒もあり4番手につけていたが、5周目に1台にかわされ5番手となっていた。

レースも折り返しとなる8周目には、自己ベストとなる1分49秒592をマーク。

順位は、そのまま5位でゴールとなったが、レース終盤に入っても1分49秒台で周回するなど、レース1より着実な進歩を見せた。

荒川にとっても、チームにとっても今回の参戦が前進する内容となったのは間違いない。

ライダー・監督コメント

伊藤真一 チーム監督 Shinichi Ito Team Manager

「まずは、アジアロードレース選手権シリーズへのスポット参戦にご協力くださった皆さまに感謝を申し上げます。

今回は、全日本後半戦に向けた実戦テストとして荒川を走らせました。

昨年からさまざまなことがありましたが、その流れを経て、ようやく今の位置まで戻ってこられたと感じています。

荒川自身もコンディションがかなり上向いてきていて、本来持っている力を少しずつ発揮できるようになってきました。

今回のテストでは、ライディングだけでなく、フィジカルトレーニングやマシンセットアップも含めて、改めてゼロから見直すような取り組みを行いました。

その意味では、結果以上に多くの収穫を得られた有意義な参戦だったと思います。

もちろん課題も残っています。

今回見えた問題点はしっかり整理し、ひとつずつ改善していかなければなりません。

ただ、方向性としては間違っていないと感じていますし、荒川自身も前向きに取り組めています。

以前のような苦しい状況から考えると、確実に前進できていると思います。

チームとしては、ここから鈴鹿8耐に集中していきます。

今回得られた手応えを次につなげ、チームとしてもライダーとしてもさらに成長した姿をお見せできるよう準備していきます」

#ASB1000 RIDER #54 荒川晃大 KOHTA ARAKAWA

「結果としては決して満足できるものではありませんでしたが、収穫の多いレースウイークになったと思います。

課題も明確になりましたし、8月の全日本もてぎまでは少し時間が空くので、しっかりトレーニングやライディングの見直しを行ない、改善して臨みたいと思います。

その前には鈴鹿8耐があります。

レースウイークを通じて多くのことを吸収して自分自身をさらに成長させ、その経験をシーズン後半戦につなげていきたいです。

今回のレースで見つかった課題を一つひとつ克服しながら、上を目指して戦えるよう準備していきます。

引き続き応援よろしくお願いします」

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