アジアロードレース選手権(ARRC)シリーズ第3戦日本ラウンドの走行が6月23日(金)から始まった。午前に始まったフリープラクティス1でアクシデントが発生。セッション開始早々に1コーナーでパサウィット・ティティワララックが転倒を喫し、赤旗が提示され中断。すぐに仙台市内の病院に運ばれ負傷が確認されたため、今回の日本ラウンドは残念ながら欠場することを決めた。
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ライダー・監督コメント
伊藤真一 チーム監督Shinichi Ito Team Manager
チームのホームグラウンドとなるSUGOには、万全の準備をしてサーキット入りをしました。SUGOをよく知る日本人ライダーがワイルドカード参戦するので、パサウィットには事前にできるだけ多くの経験を積んでもらうために、5月の全日本SUGO戦にはST1000クラスからスポット参戦、翌週もSUGOに残ってテストも実施しました。パサウィットもチームもその結果に非常に良い手応えを感じていました。また今週のレースに向けてはAstemo様も十分なサポート体制を整えていただき、チーム全体の士気も高かっただけに、今回のクラッシュによるレース欠場は残念でしかたがありません。パサウィット、Astemo SI Racing with Thai Hondaを応援していただいているファンの皆様、そしてチームをサポートしていただいているスポンサーの皆様には、申し訳ない気持ちで一杯です。一方で、大切なことはパサウィットが重篤なケガではなかったことです。そして私たちは彼が1日も早くサーキットに戻ってきてくれることを祈っております。この後は、鈴鹿8耐、そしてARRC第4戦インドネシア・ラウンドが控えていますので、チームとしてしっかり準備して参ります。引き続き応援よろしくお願いいたします。