鈴鹿8時間耐久ロードレース。この8時間を走り切るレースには、JSBの他のレースには存在しない役割があります。それが「給油」です。
今回、SIRのマシンへの給油を担当したのは、スポンサーである株式会社ベイカレントの社員・堀さん。バイクに乗ったことすらなかったというコンサルタントは、なぜピットクルーライセンスまで取得して、この大役に手を挙げたのでしょうか。
この取材は、決勝を目前に控えたレースウィーク、ピット作業の合間に行いました。
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忙しいところお時間いただきありがとうございます。
baycurrent・堀さん
いえいえ、こちらこそありがとうございます。
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堀さんは、今回の鈴鹿でマシンがピットに入ってきたタイミングでピットクルーとして給油を担当されるとお伺いしました。ただ、普段はベイカレントの社員として働いていらっしゃるんですよね?
baycurrent・堀さん
そうですね。
普段はAstemo様の担当営業として、さまざまな部署の皆様と日々お話しさせていただきながら、お困りの際に真っ先にご相談いただける存在を目指して活動しております。
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サーキットの外でも、Astemoさんへ推進力を送り続けているんですね!!
それにしても、今回なぜ給油のピットクルーとしてレースに参加することになったのですか?
baycurrent・堀さん
これは、たまたまと言いますか…。
SIR側から、偶然そう言ったオファーがあったんですよね。
前提として、JSBのレースではピットクルーが給油するという場面は、鈴鹿8耐以外ないんですよね。
つまり給油役のクルーは「耐久レース」だからこそ発生する役割なんです。
そのような役回りをやりたい人はいないか?
という話がたまたま弊社(ベイカレント)に回ってきまして。
そこに対して手を挙げさせてもらった形です。なかなかこのような機会はありませんからね。
実は、そのために今回ピットクルーライセンスも取得しました。

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えー!!それは本当にレアな機会ですね!
堀さんはもともとバイクに乗られていたり、マシンいじりが好きだったりしたのでしょうか?
baycurrent・堀さん
いや、正直、今までバイクに乗ったこともないですし、ピットクルーになると決まった時点では何も分からなかったと言いますか。
それでも、毎日、他のスタッフさんとピットワークをやって、だんだんとわかることが増えてきたという感じです。
「給油」って役割としてはすごくシンプルですが、絶対にミスはできない部分なんですよね。その分、責任をしっかりもって行いたいと思っています。

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全くバイクのことを知らないところから、今はピットでレースを一番近くで見ているクルーの立場になって、何か感じる部分はありますか?
baycurrent・堀さん
それはもう本当にたくさんありますね。
モータースポーツって本当に「五感」をフルに使って楽しめるスポーツだとおもうんですよ。
目の前で300kmで走り抜けていくマシンから出る音だったり、エンジンくささ、あとは、熱気。
すべてものすごいものがあります。
ここまでディスプレイの画面で見た時と、現地で生で見た時の魅力の差が大きいスポーツって他に無いと思うんですよね。
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確かに、堀さんはある意味、特等席でその魅力を感じられるポジションにいますしね!
baycurrent・堀さん
はい、一度経験すると、この感覚は忘れられないですね!!
今後、開催されるレースもぜひ応援にいきたいと思っていますよ。
給油の仕事はないかもしれませんが、一緒にチームを見守って応援するクルーとして、参加していきたいと思っています。


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それでは、最後に、普段行なっている「ベイカレント」のお仕事と「SIRのピット」でのお仕事で、何か共通して感じる部分などあれば教えていただきたいのですが。
baycurrent・堀さん
「仕事に対して妥協しない」という点は、SIRのクルーさんも、私どもの仕事も全く一緒だと思います。
チームを前に進ませるために中途半端な仕事はできないんですよね。
SIRのクルーの皆さんはマシンを作る上で、絶対にミス一つ許されない立場だと思うんです。
持ち場を持っているすべてのクルーが最大限の自分の能力と時間をチームにつぎ込んでいるんですよね。
そこはベイカレントのコンサルタントという仕事でも共通しているんです。
お客様の将来や進むべき方向性に関わる仕事だからこそ、一つひとつの提案やご支援に責任を持ち、決して手を抜くことはできないと考えています。
妥協できないんですよね。
今回の給油クルーの仕事も、私が一秒を縮めることはできないんですが、私がミスをすることで1秒ロスして勝負に影響してしまうことは起きてしまうんですよね。
だから絶対にミスはできないんです。プロ意識を持って取り組んでいこうと思います。

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おっしゃる通りですね!ぜひ本番も頑張ってください!

