「本物を知るために、外から応援する気は全くない」技術で共に戦うプログレス・テクノロジーズ株式会社の”ONE TEAM, ONE FIGHT”

語り手:プログレス・テクノロジーズ株式会社・中山代表取締役
聞き手:アンバサダー・百崎羽華

SIRを応援してくださる企業のみなさまに「SIRへの想い」を伺うインタビュー企画。今回は技術スポンサーとしてチームと共に戦うプログレス・テクノロジーズ株式会社の中山代表取締役に、アンバサダーの百崎羽華がお話を聞きました。

目次

きっかけは「技術でチームの役に立ちたい」という想いから。

アンバサダー・百崎
本日はよろしくおねがいします。
それでは、最初にプログレス・テクノロジーズさんが、SIRを応援することになったきっかけをお教えいただければと思います。

プログレス・中山代表取締役
まず、弊社はKEIHINさんと開発パートナーでしたので、二輪・四輪と様々な仕事をご一緒させて頂いてました。

その中で「共に開発したものを一緒に感じたい。」という考えが私の中で出てきまして。
まずはホンダさんの車やバイクを購入して自分自身が体感するところから始めたんですね。

そのような想いでJSBやスーパーバイクなどのレースにも足を運び、応援させて頂いたんですが…。

やはり我々の力も直接レースに役立てて頂きたい!!という気持ちが出てきたんですよ。
技術スポンサーとして、中からSIRのお役に立ちたいと思ったんですね。

ただ、その気持ちが出てきた当初は、まだまだ弊社の技術力が十分ではなかったので、まずは2025年までには技術スポンサーとしてチームに入ろうとずっとチャレンジしていました。

そして、当初の目的よりも一年早まって2024年から裏方としてアステモさん達と一緒に技術的な支援に入ることになりました。

アンバサダー・百崎
そうだったんですね!!
プログレスさんはもはやピットクルーの一員ですね。

プログレス・中山代表取締役
そうですね。今年のJSBのレースに関しては弊社のエンジニアが帯同していまして。
技術開発の面でお役立てできるように動いていますね。

「本物を知る」究極の開発現場への共感

アンバサダー・百崎
では、エンジニアリングの会社として、レースという”究極の開発現場”のどこに共感していますでしょうか?

プログレス・中山代表取締役
それは、いつも私が社員に伝えている事でもあるのですが 「本物を知る」 ということですね。

どの業界でも同じことが言えると思うのですが、 「本物」を知って何か感じるものがあれば、それが身になると思っているので。

四輪で言えば「F1」だったり、二輪で言えば「JSB」のレースのような。
そういった「本物の現場」に直接関わることによって、共感を持って開発に取り組んでいますね。

実は私自身、学生時代から今でも趣味で四輪耐久レースでハンドルを握っていますので、レースそのものは好きなんです。

そういったこともあって、レースの良さを弊社の社員にも知ってもらいたい。ということもありますよね。

アンバサダー・百崎
現役のレーサーでもあったんですね…!!!
やはりレースの良さは、現場を知ってこそ伝えられるということでしょうか。

プログレス・中山代表取締役
それはそうなんですよね。
テレビ画面でレースを見ても、レースの魅力って全くわからなくないですか?

アンバサダー・百崎
そうですね。
テレビ画面からだけではさっぱり伝わってきませんでした。

プログレス・中山代表取締役
ですよね。
だから、まずはサーキットに来ることから始めて、だんだんとピットやパドックに入ることを経験していくようになっていくと、参加した社員は、自分の仕事に対してより自分ごとになっていくと思うんです。

アンバサダー・百崎
社員さんに対して、ものすごいOJTの仕組みをつくりあげているんですね。
びっくりしました!

荒川晃大選手に重ねる、「若手への想い」

プログレス・中山代表取締役
そして、今年のSIRのレーサーである荒川晃大選手のマシンへは、弊社の方から多めにスポンサードさせて頂いておりまして、カラーリングも他のマシンと変えてもらっているんです。

荒川選手のマシン
フロントカウルに「PROGRESS TECHNOLOGIES」の文字が。
荒川晃大選手

その理由としては、荒川選手が弊社の新卒社員や若手とほぼ同じ年齢の若者だからなんですよね。

荒川選手は若いながらも、結果を出せなかったら首になるような勝負の世界で戦っているんです。
そんな姿を弊社の若手社員にも知ってもらいたかったんですよ。

それも「本物を知る」ということに繋がりますし、そういう気概を若手にも持って欲しいんですよね。

アンバサダー・百崎
「本物」の意味を、言葉で説明するよりも、レースの現場で起きていることで説明されているんですね。

注目は「止まって、曲がる」フルブレーキの瞬間

アンバサダー・百崎
それでは、レースではここを見てほしい!という楽しみ・注目ポイントはありますか?

プログレス・中山代表取締役
自分が実際にレースをしているから感じることかもしれませんが…
最高速を出すことよりも、実は「止まって、曲がる」ことの方が、運転する上では非常に難しいんですよ。

だから、レース観戦はフルブレーキの瞬間をコーナーの近くで見るのが一番楽しいんです。

アンバサダー・百崎
運転の上手さというのは、ブレーキで決まるんですね。

プログレス・中山代表取締役
止まらないと、曲がれませんからね。 いかに短く止まって、すぐに向きを変えられるか。
それがレースの勝敗を決めますからね。

コーナーにおいて、ブレーキをかけるのが一番遅いのはどのチームか。それを見るだけで、そのチームのセッティングの良さがわかりますからね。

「ONE TEAM, ONE FIGHT」仲間として、一緒に勝つ

アンバサダー・百崎
最後に、”一緒に一番を目指す仲間”として、チームとライダーへメッセージをお願いします!

プログレス・中山代表取締役
外からだけチームを応援する気は全くなくて、我々としてはSIRのことを「仲間」だと思っていますから、一緒に勝ちたいという気持ちがありますね。
ライダーの方々も失敗を恐れず全力で行って欲しいです。

私は「ONE TEAM, ONE FIGHT」という言葉が好きなので、一緒の気持ちで戦えたら嬉しいです。

応援しています!

(企画・編集:酒井公太)

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