日程・場所
栃木県・モビリティリゾートもてぎ(1周=4.801379km)
2025年8月23日(土):公式予選・JSB1000・ST1000レース1 天候:晴れ コース:ドライ
24日(日):JSB1000・ST1000レース2 天候:晴れ コース:ドライ
観客動員数:11,000人(2日間合計)
JSB1000
#4 野左根航汰
Race 1 予選P.P(タイム:1分47秒676)
決勝:5位 Race 2 予選3番手(タイム:1分48秒098)
決勝:DNF
ST1000
#3 羽田太河
Race 1
予選3番手(タイム:1分50秒727)
決勝:優勝
Race 2
予選2番手(タイム:1分50秒783)
決勝:優勝
#5 荒川晃大
Race 1
予選7番手(タイム:1分51秒359)決勝:5位
Race 2
予選4番手(タイム:1分51秒399)決勝:3位
レース概要

灼熱の鈴鹿8耐を終え、全日本ロードレース選手権は、8月23日(土)・24日(日)に栃木県・モビリティリゾートもてぎからシーズン後半戦がスタートした。今回は、JSB1000クラスと同じくST1000クラスも2レース制で行われ、土曜日に公式予選とレース1、日曜日にレース2が開催され、鈴鹿8耐に負けず劣らず厳しい暑さに見舞われた。
約3カ月ぶりのスプリントレースとなったが、Astemo Pro Honda SI Racingは、このインターバルを利用し、鈴鹿8耐のみならず、後半戦に向けてJSB1000マシンは、アップデートを施してきた。今回は、事前テストはなかったため、レースウイークの限られた時間の中でセットアップしなければならなかったが、それは他も同じ。チーム力の見せ所となっていた。
初日となった金曜日は、2本フリープラクティス行われ、JSB1000クラスの野左根航汰は、2本目に1分48秒759をマークし、2番手。ST1000クラスの羽田太河は、1分51秒544で6番手、荒川晃大は、1分51秒780で7番手につけていた。
土曜日の午前中に行われた公式予選で野左根は、最初のアタックで1分48秒098をマーク。その後、何度かピットイン・アウトを繰り返しマシンセットを進め、セッション終盤に再びタイムアタックに入ると1分47秒676をマークし、一気にリーダーボードのトップに浮上! この野左根のタイムを破る者は現れず、レース1のポールポジションを獲得した。レース2のグリッドを決めるセカンドラップタイムでは、3番手となりフロントロウの一角を占める結果となった。
ST1000クラスの羽田は、計測2周目のアタックで1分50秒727をマークし3番手。荒川も同じ集団でアタックに入り、計測2周目に1分51秒359で7番手、計測3周目にセカンドベストとなる1分51秒399を記録したが、続く周のS字コーナー立ち上がりでハイサイドで転倒を喫してしまう。幸い大きなケガはなく、チームはマシンを修復しレース1を迎えていた。
JSB1000のレース1は15周で争われた。野左根はポールポジションから好スタートを見せホールショットを奪うとレースを積極的にリードする。しかし、4周目に2番手に下がると、ペースを上げられず徐々に後退。5位でチェッカーフラッグを受けるのが精一杯だった。

日曜日のレース2は、5周長い20周ということもあり、レース1と違うハードタイヤをチョイス。オープニングラップを3番手で終えると、ハードタイヤの感触を確かめながらも、思うようにペースアップできずにいた。ポジションは5番手に下がっていたが、前に2台の3位争いを見ながら周回を重ねていた。しかし、残り3周というところでマシントラブルが発生。野左根はピットに戻りリタイアとなってしまった。
ST1000クラスは、今回がシーズン唯一の2レース制だけに、チャンピオンシップでは大きな意味のあるラウンドとなったが、ここで羽田が両レースで強さを見せた。レース1、レース2ともに好スタートを切りホールショットを奪うと、一度もトップを譲らず独走でダブルウインを達成! まさにパーフェクトなレースを見せてくれた。一方、荒川もレース1こそ5位となったが、レース2では、レース1のデータを生かし3位でゴール。表彰台の一角を羽田とともに占めた。

なおST600クラスにフルエントリーしてる鈴木大空翔はトレーニング中に負傷したため今回は欠場した。
ライダー・監督コメント
伊藤真一 チーム監督 Shinichi Ito Team Manager

まずはST1000クラスの羽田がパーフェクトなレースを見せてくれてダブルウインを飾れました。SUGOでは我慢してポイントを獲るように言いましたが、今回は勝ちを狙い、その通りに実行してくれました。荒川も鈴鹿8耐で調子をつかんできていました。予選での転倒はありましたが、レース2で改善して表彰台に上がってくれました。JSB1000の野左根は、予選でポールポジションを獲ったところまでは、よかったのですが、決勝は両レースともマシンセットやタイヤチョイスを含め暑さ対策に苦戦してしまいました。ただ、チームとしてもAstemo様のご協力もあり、ニューパーツを投入しマシンのアップデートを図っているので、次戦オートポリスは万全の体制で臨みます。今回もAstemo様には技術面のみならず、多くのサポートをいただき感謝しております。またプログレステクノロジー様が20周年ということで、荒川車に記念カラーを施させていただきました。酷暑の中、応援に駆けつけてくださりありがとうございました。
JSB1000 RIDER #4 野左根航汰 KOHTA NOZANE

予選ではスピードがあり、ポールポジションを獲ることができました。ボク自信、久しぶりのポールポジションでしたし、何よりチームのみんなに喜んでもらえたのが、うれしかったですね。ただ、レース1では、予選と同じタイヤでいったところ、路面温度が上がったからかフィーリングも変わってしまいペースを上げられませんでした。悔しい展開だったので、レース2では、その反省を生かしてハードタイヤを選んだのですが、ハードタイヤならではの難しさもあり、ペースを上げられないうちにマシントラブルが出てしまいました。結果は残念でしたが、確実に前進している部分もあるので、チームと共に強くなって次戦オートポリスに挑みたいです
ST1000 RIDER #3 羽田太河 TAIGA HADA

もてぎを走るのは2023年の開幕戦以来でしたし、ST1000車両では、もちろん初めてもてぎを走りました。今回のレースウイークも基本マシンセットはいじらずに、ライディングでアジャストしていき、予選では、タイムを出し切れませんでしたが、アベレージはあると思っていたので、両レースとも理想の形になりました。応援に駆けつけてくださったAstemo様、プログレステクノロジー様を始めスポンサーの皆様、ファンの皆さま、ありがとうございました。次戦も勝ちを狙っていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
ST1000 RIDER #5 荒川晃大 KOHTA ARAKAWA

予選で転んでしまったのでロングラップができずにレースを想定した取り組みができていませんでした。マシンはしっかり直していただいたので、レース1は5位で走り切ったデータから修正を重ねてレース2では、何とか表彰台に戻ることができました。少しずつですが、よくなってきているので、次戦オートポリスは事前テストがあるので、しっかり準備したいと思います。また、今回は、予選で転んでしまいましたが、セッション開始直後にタイムを出せたので、レース2の表彰台にもつながりました。今までになかったことなので、これをきっかけに、もっと改善していきたいです。