【MFJ3戦目もてぎ】野左根航汰が積極的な走りでレースを盛り上げる

日程・場所

SUPERBIKE RACE in SUGO 宮城県・スポーツランドSUGO
(1周=3.6211km)
2024年5月25日(土):
公式予選・JSB1000レース1 天候:晴れ コース:ドライ

26日(日):
決勝・JSB1000レース2 天候:晴れ コース:ドライ

観客動員数:8,700人(2日間合計)

結果

JSB1000
#32野左根航汰
Race 1 予選4番手(タイム:1分25秒916)決勝:4位
Race 2 予選4番手(タイム:1分26秒329)決勝:4位

ST1000
#1渡辺一馬 欠場

#30作本輝介 予選6番手(タイム:1分28秒463)
決勝:20位

J-GP3
#26ブラパ・ワンムーン 予選11番手(タイム:1分36秒672)
決勝:11位

#27タナチャット・プラトゥムトーン 予選16番手(タイム:1分37秒249)
決勝:14位

目次

野左根航汰が積極的な走りでレースを盛り上げる。

全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦が宮城県・スポーツランドSUGOで開催された。

SUGOは伊藤真一監督にとって地元が近いだけにホームコースとも言えるサーキット。朝方は肌寒く昼間は暑いくらい気温が上がる日もあったが、前週に行われた公開テストからレースウイークは、基本的に天候に恵まれた。
ST1000クラスの渡辺一馬は、先日リハビリ系の病院に転院し、身体の回復に努めているため、今回も欠場となった。

JSB1000クラスの野左根航汰は、Honda CBR1000RR-Rにも慣れ、公開テストからタイムを着実に縮めていった。

公式予選では、1分25秒台に入れ4番手。セカンドラップタイムでも4番手となり、両レースとも2列目に並ぶ結果となっていた。

土曜日に行われたレース1。野左根は抜群のスタートダッシュを見せ、1コーナーへイン側のラインを取り、一気にトップに浮上。続く3コーナーで岡本選手にかわされるが、4コーナーのブレーキングで前に出てトップを奪い返す。

オープニングラップは、そのまま野左根が制し、トップのまま2周目に入っていく。トップグループは野左根を先頭に岡本選手、水野選手、中須賀選手と続いていた。

3周目に入るホームストレートで水野選手が2番手に上がり、野左根の背後に迫ると4周目に入るストレートで前に出ていく。その後も何とか食らいついていく野左根だったが、岡本選手と中須賀選手にもかわされ8周目に4番手に下がるとトップ3台についていくことができず単独走行になる。

そのまま22周を走り切り4位でチェッカーフラッグを受けた。

日曜日のレース2でも序盤に前に出て抑えたいところだったが、オープニングラップは3番手、2周目に4番手に下がると、同じHonda CBR1000RR-Rをライディングする高橋巧選手との4位争いを繰り広げていく。

レースも終盤を迎える16周目の1コーナーで抜かれ5番手に下がった野左根だったが、最終ラップの馬の背コーナーで抜き返してゴール。

両レースを4位でSUGOラウンドを終えた。

ST1000の作本輝介は、公開テストで転倒。ケガはなかったがマシンが大きくダメージを受けてしまう。チームはマシンを修復しレースウイークに間に合わせるが、走り始めの金曜日はフィーリングが大きく変わってしまっていた。

そのため、フレームとスイングアームを交換し、土曜日の公式予選に臨む。フィーリングは公開テストのいい状態に戻ったものの、そこからタイムを出すのに苦戦。何とか6番手に入り2列目を確保していた。

決勝では、まずまずのスタートを切り6番手につけ、オープニングラップの混戦の中で一つポジションを上げ5番手で2周目に入っていく。2位集団の後方につけ前をいくライダーを追い周回を重ねていく。しかしレースも折り返しを過ぎた12周目のレインボーコーナーでフロントから転倒を喫してしまう。

再スタートするものの、そのままピットインし戦列を離れてしまう。レース中のベストラップでは2番手タイムだっただけに悔しい結果となってしまった。

J-GP3クラスのブラパ・ワンムーンとタナチャット・プラトゥムトーンは、2人とも着実なステップを公開テストから踏んで行った。初めてSUGOを走るタナチャットは最初の走行で転倒もあったが、その後は、2人とも転倒はなく、レースで自己ベストをマークする走りを見せ、ブラパが11位、タナチャットが14位とポイント圏内でゴールしている。

ライダー・監督コメント

伊藤真一 チーム監督 Shinichi Ito Team Manager

「今回もAstemo様、MITSUBA様を始め、多くの皆様の応援をいただきありがとうございます。地元開催のラウンドということでレース前には宮城県庁を表敬訪問し意気込んで臨みました。JSB1000では野左根が頑張ってくれて一時はトップも走る健闘を見せてくれました。まだトップを狙うには課題が多い状況ですが、チームの力を合わせてシーズン後半戦に勝負できるようにしていきたいと思っています。作本は、テストで転倒があり、いろいろありましたが、レースではいい走りを見せてくれました。ST1000はレース数が少ないのでノーポイントは痛いですが攻めた結果なので仕方ないですね。後半戦で巻き返します。J-GP3のブラパとタナチャットは順位こそ満足するものではありませんでしたが、レース内容としては頑張ったと思います。ただATCを走っているライダーは、さらに前を走っているので、早くそのレベルで走れるようにしていきたいですね」

JSB1000 #32 野左根 航汰

「レース1は前に出て序盤は戦えた部分はありましたが、やはりトップ争いをするには、ペースがなく厳しさは否めませんでした。これが現状のポジションだと思いますし、後半戦まで時間が空くので、どう改善すればいいかをチームと共に考えていきます。レース2では高橋巧選手とのバトルになり、前でゴールできたのは最低限の仕事はできたかと思います。Hondaに長く乗っている高橋選手の走りを見ることができたのは、すごく勉強になりました」

ST1000 #30 作本輝介(さくもと こうすけ)

「公開テストでいい感触が出て来たところで転倒してしまいマシンが大破。レースウイークまでの短時間で修復してくださったのですが、フィーリングが大きく変わってしまい初日を終えた時点でフレーム、スイングアームを交換する大作業を敢行してもらいました。そのおかげでいい感触が戻って来たのですが、そこからタイムを出すのに苦労してしまいました。レースギリギリまでトライして決勝に挑んだのですが前の集団についていくのが精一杯の状況でした。気持ちを切り換えて次戦で勝てるように頑張ります」

#26 J-GP3 ブラパ・ワンムーン
Burupa Wanmoon

「公開テストからコンスタントにステップアップすることができたと思います。予選では、他のライダーをマークしてタイムを出すことができましたし、それが持ちタイムになったので流れはよかったと思います。決勝ではギア抜けが何度かありましたが、ポイント圏内でゴールできたのでよかったと思います。支えてくださったチームの皆さんに感謝いたします」

J-GP3 タナチャット・プラトゥムトーン
#27 Thanachat Pratumtong

「もてぎでポイントを獲ることができたので、今回はもっと上位でゴールすることを目標にしました。公開テストで初めてSUGOを走ったときは、シケインへのブレーキングが難しく、真っ直ぐいってしまったり、気をつけて走ってと言われていた3コーナーで転倒してしまったりしてチームに迷惑をかけてしまいました。アップダウンがあり難しいコースでしたが、レースで自己ベストを更新できたのは自信になりました」

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